オレオレ詐欺(さぎ)に用心 | 札幌市

八雲警察署

札幌(さっぽろ)市内(しない)居住(きょじゅう)の80歳代(さいだい)男性(だんせい)宅(たく)に息子(むすこ)を装(よそお)う男から電話(でんわ)があり、「喉(のど)にポリープができた」「病院(びょういん)で診察(しんさつ)を受(う)けていたら、鞄(かばん)を盗(ぬす)まれた」「鞄(かばん)の中には会社(かいしゃ)の通帳(つうちょう)と契約書(けいやくしょ)が入っていた」「今日中(きょうじゅう)に契約(けいやく)をしないと破談(はだん)になる」「1,500万(まん)円用意(ようい)しなければならない」「何(なん)とか用意(ようい)できないか」と言(い)われ、この言葉(ことば)を信用(しんよう)した被害者(ひがいしゃ)は、自宅(じたく)付近(ふきん)に現(あらわ)れた息子(むすこ)の代理人(だいりにん)を名乗(なの)る者(もの)に1,500万円(まんえん)を手渡(てわた)し、お金をだまし取(と)られるオレオレ詐欺(さぎ)が発生(はっせい)した。
「風邪(かぜ)をひいて声(こえ)が変(か)わった」「携帯(けいたい)を落(お)として番号(ばんごう)が変(か)わった」などの言葉(ことば)は信用(しんよう)しない。落(お)ち着(つ)いて一旦(いったん)電話(でんわ)を切(き)り、周(まわ)りの人に相談(そうだん)し、以前(いぜん)から知(し)っている息子(むすこ)などの電話(でんわ)番号(ばんごう)に電話(でんわ)をかけて確認(かくにん)することが有効(ゆうこう)。
また、高齢者(こうれいしゃ)が被害(ひがい)に遭(あ)いやすいため、普段(ふだん)から家族(かぞく)で声(こえ)をかけ、困(こま)った時(とき)の合言葉(あいことば)などを決(き)めておくことも大切(たいせつ)。

2016.07.08